アメリカで車を仕入れる
- 2014.02.07
- ブログ , 東京 , 未分類
あまり詳しく知らない人、どうやって車を買っているのか分からない人は多いと思います。
今日は私たちがどういった車の仕入れをしているかごく一部を簡単にご紹介させて頂きます。
先ずは車を仕入れる方法は大きく分けて2つ 本国の各メーカーのディーラーから新車、中古車を探して直接仕入れる方法。
もう一つは、オークションにて車を仕入れる方法。
本国ではマンハイムオークションというアメリカ最大手の会社がほぼ全米を取り仕切っています。 各州に数箇所点在しており、何百万台と車が毎日動いています。
もちろん正式なIDなど持っていないと会場に入ることはもちろん出来ません。無断に入ろうもんならセキュリティーの人につかまってOUTです。 オークション会場によって規模や車種、台数など州によっても様々ですが、ロサンゼルスに支店を構える当社ではリバーサイドの会場に頻繁的に行きます。
中に入ると広大な土地に見切れないほどの台数がズラッと並んでます。 これを全て見るのは不可能ですが、ある程度買う予定の車を事前に調べて会場にて車両の状態をチェックできます。
状態の良し悪し、車によってさまざまですがオークションなのでしっかりとした査定と車の評価が判別できておりますので買う側としても安心できます。
そして特徴的なのがセリ!
アメリカではオークショニアという職業がありその人が会場内で流れてくるレーンで金額のセリを進行させています。スタートして金額がどんどん上がっていきますが、これがとんでもない早口で慣れていないと何を言っているか理解できません。 まわりにいるブローカー達は手セリで金額を上げていき一番高値が付いたところで終了です。 日本だと築地のマグロのセリ見たいな感じを想像して頂ければピンときます。
車を買うだけでもかなりの技術と経験が物言う場所なので非常にシビアな空気の中仕入れをしなければいけません。 当社ではこの仕入れを長年やっておりますので車を買うのはお手の物。だだ、車への相場感など理解していないと思わぬ落とし穴で高く買ってしまうこともあるので仕入れは非常に難しいです。
もちろん世界中のブローカー、シッパーといわれる人間が集まってきますので取られたり取ったりで買えないケースだって当然あります。
ここで購入した車はトラッカーに頼んで運んでもらうか、支払い処理と手続きを済ませればすぐに乗って帰る事も可能。
こうして仕入れた車は当社のロサンゼルス支店に運ばれ出荷の準備に追われていきます。 仕入れた先によってはタイトルの書類が出ないなどで数週間乗船に足止め食らうこともあり、スケジュール通り進まないケースもあるので大変です。
簡単なように見えて実は難しい仕入!オーダーの車や在庫の車はこうして日本に輸入しています。 当社ではこのような作業を全て自社にて一貫して行っておりますので日々の努力と経験を積み重ねて行くことで全てのお客様へ適正価格で高品質なお車をご提供できるようになっています。
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