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テレマティクス

『テレマティクス』

あまり聞き覚えの無い言葉ですが。「テレコミニケーション」（情報通信）と「インフォマティクス」（情報工学）の融合のこと。
簡単に言えば「クルマとスマホの連携」です。
２０１５年はアメリカで多くのメーカーがモデルチェンジをして最新の技術を搭載した車が多く発表されます。

キャデラックエスカレード、ＣＴＳ、ＡＴＳ、シボレータホ/サバーバン、ＧＭＣユーコン、シエラ、リンカーンナビゲーター・・・・
何処のメーカーも、ダッシュボード内に８インチサイズの大型モニターを完備して、テレマニティクスサービスを使用できるようになってます。スマホとの連携でさらに機能のバリエーションは広がります。現在はアメリカ、欧州の一部だけですが、『ＬＴＥ』の普及が早い日本でも将来的には当たり前になってくることでしょう。

ご存知の方はいると思いますが、今後の並行輸入車テレマティスク化に伴い単純に純正ナビのモニターが外せなくなります。
エアコンの機能や通信システム、車両の細かな設定がそれ一つに集約されているので日本で市販されているナビゲーションは取付できない時代になって行きます。
そこで数年前から当社でももちろんそれを回避するためナビの日本語書替えや、映像割り込みといった方法で地図を割込ませる対策しています。

■インフィニティ系（日本語書替え事例）ＦＸ３５、３７、ＱＸ５６、ＪＸ３５、Ｇ３７等

■レクサスＬＳ（日本語書替え事例）

何処のお店でも出来る技術ではないので非常に難しい作業です。新しくなるにつれてシステムは複雑になるのでそれなりに順応していかないと技術が追いつかなくなりますから日々の研究が大切です。

先月、appleが自動車産業に大きく参入する記事が出ました。これは車業界にとって衝撃を受けるところが多いと思います。いわゆる純正オーディオがapple製になります。今後、国内外問わず各自動車メーカーのほぼすべてがこのシステムを導入する予定になります。『ＣＡＲＰＬＡＹ』と命名されたシステムで、ナビゲーション、音楽、メールの受信、走行中の通話、インターネットなど携帯で出来ていたことを専用のモニターでタッチ操作できるという物。要は、ipadが車に埋め込まれたような感じです。ナビに関してはおそらくGogleＭapを使用するので日本でもそのまま使えそうです。iphoneの世界シェアを考えれば普及は早そうですね。